|
農業は、いうまでもなく、自然の影響を大きく受け、その被害を受けやすいという宿命を持っている産業です。特に、日本は、アジア・モンスーン地帯に位置し、風水害や冷害などの自然災害や病害虫などににしばしば見舞われ、過去にも甚大な被害を受けてきました。
せっかく新規に就農しても、自然災害や病害虫により大きな打撃を受けてしまうと、その損害を回復することは困難で、場合によっては、資金繰りの目途が立たず、営農の継続をあきらめざるを得ないということにもなりかねません。
このような災害に対して、被災農家の経営を安定させるための仕組みとして、農業共済(「NOSAI」は農業共済の愛称です)があります。農業共済は、農家が共済掛金を出し合って共同準備財産を造成しておき、被災時に農家に共済金を支払う公的保険制度(農業災害補償制度)で、共済掛金の約2分の1を国が補助しています。
制度の対象は、別表のように農作物(米、麦)、家畜(牛・馬・豚)、果樹(みかん、りんご等)、畑作物(大豆、ばれいしょ等)、園芸施設です。
農業共済は、全国に283(平成19年4月1日現在)ある農業共済組合(市町村が実施している地域もあります)が運営しています。新規に就農される方は、台風、冷害などに備えて、最寄りの農業共済組合に是非ともご加入下さい。また、農業共済組合では、病害虫の駆除や家畜の事故低減対策などの損害防止活動も行っていますので、御相談下さい。

(注) 1.果樹共済には果実の損害を対象とする収穫共済と樹体の損害を対象とする樹体共済があります。
2.指定かんきつとは、はっさく、ネーブルオレンジ、ぶんたん、たんかん、さんぼうかん、清見、日向夏、セミノール、不知火、河内晩柑、ゆず及びはるみです。
【問合せ先】
全国農業共済協会(NOSAI全国)
〒102-8411 東京都千代田区一番町19
TEL 03-3263-6411
FAX 03-3221-7795
ホームページ:http://www.nosai.or.jp/
|