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photo これから農業を志す女性たちに伝えたいこと
(一社)農山漁村女性・生活活動支援協会
専務理事 齋藤京子さん

「雇用就農」と「新規参入」の違い
 昔は農業を非農家の女性がするためには、農家の男性と結婚するしかないと言われました。今は、新規就農の道として「雇用就農」、「新規参入」もあります。農業法人に就職して農業をする場合と、農地や機械を確保して自分が農業経営者として農業をする場合とは、その資金的な準備、技術、販路など就農後のやり方が大きく違うので、そこをよく知ってから就農すると良いでしょう。農業で働く女性には、雇用就農や新規参入の他に農家の男性と結婚して就農した方、跡取りの女性、U-ターンした方などがいます。農業は農業就業人口の約半数が女性であり他の職業と比較しても女性の割合が高い職業です。

「農業が好き」かどうか?
就農後と就農前の「農業」は違う

 農業を始めた理由を聞くと「農業が好きだから」「自然や動植物が好きだから」が高くなっています。仕事への満足感や厳しくても続けていけるかどうかの時は、「農業が好き」は重要な要素です。しかし、就農前に思っていた「農業」と就農してわかった「農業」は違ってきます。天候や病害虫、体力面などで思うようにならないこともあります。特に、体力面は、女性にとってきつい作業もあります。でもそこは、チームワークや機械を使う、農作業の工夫で絶対に無理な働き方はしないようにしてくださいね。また、就農前の研修では、整った圃場やハウス、農業機械、指導者が傍にいるので、失敗は少ないですが、実際に就農すると圃場は未整備、機械は中古、即断できるだけの知識のなさ等で、努力した割に結果がついてこないこともあります。「農業が好き」で始めた初心を忘れず、そして、農業に対する思い込みは持たずに「農業」の面白さや深さを柔軟な考え方で膨らませていってください。

「女性への期待」
 農業法人の経営者の方々に以前聞き取りをしたところ、女性社員は、消費者目線でのパッケージ、販売のセンスで実需者や消費者の目や心をとらえる、動物を育てる心、顧客対応が良いなどが出されました。このように女性の雇用就農は大いに期待されています。もちろん農業法人では、「適材適所」として男女に関係なく仕事を任せる。という経営者もたくさんいますので、本人の希望を踏まえ適材適所で自分の可能性を伸ばすことができます。
 次に新規参入した女性達へのアンケートで女性だからよかったと思ったことは?と聞いたところ、「目立つので覚えてもらえやすい」「調理法など消費者とコミュニケーションをとりやすい」などがありました。食べ物の話題は、老若男女問わずみんなをつなぐ話題です。就農前の様々な経験が無駄になることはありません。農業は単純ではないからこそ、やりがいも面白さもあると思います。「女性活躍」の舞台として農業をはじめませんか。
【No29(2016年夏号)掲載】
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