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耕そう、大地と地域のみらい。

募集から就農・定着までステージに応じてサポート
日本各地で成果を上げるJAの新規就農支援

JAの総合力を活かした新規就農支援
 地域の農家が協力し合い、農産物の販売や資材の共同購入など幅広い活動に取り組むJA(農協)が、各地で新規就農者の育成に力を入れている。
 実家が農家ではない場合、「農業を始めたい」と思っても、何が必要で、どのような手順を踏めばいいのか分からないという人も多いはず。
 JAの就農支援なら、農地や資材はもちろん、生産から販売まで技術・経営の両面にわたった相談・サポートが手厚く、注目度が高まっている。とはいえ、すぐに一人前になれるほど、農業は甘くないことも事実だ。就農への熱い思いに応えてくれるJAの取り組みと、努力を重ねて独立就農した先輩たちの声を聴いた。
みんなのよい食プロジェクト 笑味ちゃん
北海道 JAむかわ
北海道 JAむかわ 外観
豊城ファーム  春レタス・トマトの施設栽培による通年型農業が確立されているむかわ町では、地元農業者が組織する受入協議会と、町・JA等の関係機関が構成する地域担い手育成センターが連携して新規就農支援に取り組む。就農希望者は短期農業体験を経て町へ移住し、最長2年の長期農業体験(研修手当:月158,000円)へと進む。その後、さらにセンターが運営する鵡川研修農場で実践研修(研修助成金:月100,000円)を受ける。研修中から地域担い手育成センターが実施する農業講習会に参加して高い栽培技術を学べ、交流会を通して地域との繋がりもできる。修了後は就農時に300万円の補助金が受けられる町の単独事業があるほか、農業者から選ばれた“就農協力員”が農地や住まい探しをサポートしてくれるなど、万全だ。
北海道 JAむかわ MAP 100坪のビニールハウス
↑100坪のハウスが11棟並ぶ鵡川研修農場。トマト、春レタスをはじめニラ、ホウレンソウの栽培が学べる。
鵡川農業協同組合(営農部)

北海道勇払郡むかわ町文京2丁目2-1
tel 0145-42-2842
http://www.ja-mukawa.or.jp/index.html

研究生へのインタビュー
研修を修了し地域で独立就農

小笠原弘義さん 54歳
農地 1.55ha(ビニールハウス100坪×12棟)
作物 トマト
笠原さん、藤田さん、宮村さん
↑左から小笠原さん、JA むかわ営農部の藤田さん、むかわ町役場の宮村さん。
平成20年に神奈川県からむかわ町へ、研修一期生として移住した小笠原さん。きっかけは「新・農業人フェア」へ参加したこと。
「もともと、北海道は好きでしたが、農業をやるうえで、北海道産≠ニいうブランドは魅力でした。その中でもむかわ町を選んだのは、積雪が少なく年間を通して農業ができることや、『新・農業人フェア』で農業者とJA、行政が一体となって就農支援に取り組む姿が見えたことが決め手でした」。
独立就農して7年が経過し、現在でも基礎研修の経験が生きている。
「研修受入農家でトマト栽培をメインに7か月研修し、その後、関係機関等の指導の下、鵡川研修農場で1年間の研修を受けました。鵡川研修農場ではハウスでトマト7棟、ニラ1棟での研修を行うとともに、農業資材の費用や売り上げ手数料などが実践的に学べて、独立就農の具体的イメージを持つことができました。この経験が今でも生かされています」。
独立就農1年目でトマトとレタスで年間売上1200万円を達成し、その後の経営は軌道に乗っていった。
「サポート体制には、JAの営農相談課もいるので、資金調達や農地確保などもスムーズにでき、1年目は作物の管理に専念することができたため、売上にも結果が出たと思います。現在も安心して農業に専念できています。むかわ町は、就農希望者のやる気に応えてくれる環境が整っています」。
長野県 JA上伊那
長野県 JA上伊那 外観
 JA上伊那の独自の新規就農者支援「農業インターン制度」は、20年以上の歴史を持つ。就農希望者はJAの臨時職員(月給130,000円)として採用され、安定した雇用環境のもと、先進農家で最長3年間の研修を受ける。JA上伊那では、アスパラガス、白ネギ、ブロッコリー等の野菜やリンゴをはじめとした果樹栽培等の希望者を受け入れており、これまで83人が就農を果たした。研修先農家やJA営農指導員のもと、高水準の栽培技術に加えて簿記講座等、経営についても学ぶことができる。研修を受けつつ農地を探して収入を得ることも可能で、早期に独立を実現し、活躍している先輩移住者も多い。JA上伊那管外からの移住者には、就農後に月2万円の住居手当が最大2年間支給されるなど、手厚い支援も用意されている。
長野県 JA上伊那 MAP 果物
↑上伊那では昼夜の寒暖差が大きい内陸性気候を活かし、リンゴ・梨をはじめ糖度の高い果物が作られている。
上伊那農業協同組合

長野県伊那市狐島4291
tel 0265-72-8833
http://www.ja-kamiina.iijan.or.jp/

研究生へのインタビュー
研修を修了し地域で独立就農

秋丸洋輝さん 38歳
農地 1.5ha
作物 リンゴ
秋丸さん、岡野さん
↑左から秋丸さん、JA上伊那営農部の岡野さん。
愛知県出身の秋丸さんが宮田村に移住したのは、平成26年のこと。もともと登山が趣味で、長野県にはよく足を運んでいたという。
「妻の実家がリンゴ農園を営んでいるので、その手伝いにも来るようになり、いつしか、アルプスを望むこの場所でリンゴを育てたいと思うようになりました」。
愛知での会社勤めのかたわら、情報収集し、週末には村に通ってリンゴ農家を手伝ううち、行政からJA上伊那のインターン制度を紹介される。
「JAの臨時職員として2年間、村の農家で研修を受けて栽培について学びました。職員として農業祭やワイン祭りといった地域の行事を手伝ううち、多くの農業者や役場の方と知り合えました」。
地域で信頼を得たことに加え、先輩農家の力添えもあり、研修2年目には空き農地1haを村から借りることができた。
「離農する農家から圃場を任されることもあり、就農2年目の今は1・5haに拡大しました。『ふじ』をはじめ10品種を栽培していますが、古い木もありますので、実際に収穫できるのは80a程度。食べていくには厳しいですが、改植を進めて将来は妻と2人で農園を経営したいです」。
就農以来、「忙しくて山にも登れません」とこぼす一方、その笑顔には、太陽の下で働く充実感がにじむ。
「頼りになる先輩農家や電話一本で駆けつけてくれるJA営農指導員など、支えてくれる人たちの存在が大きいです。農業をやる上でもっとも大切なのは、人との関わりです」。
秋丸さん
あなたの近くできっと見つかる!
各JAの新規就農支援
HP情報 新規就農支援
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JAグループのホームページからは、全国地図や都道府県名より、各地のJAおよび新規就農支援情報が検索できる。コンテンツは農産物の販売ランキングや研修の種類、募集情報、就農支援について等、役立つ情報が掲載されている。気になる地域の情報を集めて、就農への第一歩を踏み出そう。
http://agri.ja-group.jp/support/start
 
【No31(2017年夏号)掲載】
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