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耕そう、大地と地域のみらい。

募集から就農・定着までステージに応じてサポート
日本各地で成果を上げるJAの新規就農支援

JAの総合力を活かした新規就農支援
 地域の農家が協力し合い、農産物の販売や資材の共同購入など幅広い活動に取り組むJA(農協)が、各地で新規就農者の育成に力を入れている。
 実家が農家ではない場合、「農業を始めたい」と思っても、何が必要で、どのような手順を踏めばいいのか分からないという人も多いはず。
 JAの就農支援なら、農業者の組織が農地や資材の確保、栽培技術など生産から販売までトータルで支援・相談にのってくれるとあって、注目度が高まっている。とはいえ、すぐに一人前になれるほど、農業は甘くないことも事実だ。就農への熱い思いに応えてくれるJAの取り組みと、努力を重ねて独立就農した先輩たちの声を聴いた。
 
岩手県 JA岩手ふるさと
 
 JA岩手ふるさとでは、平成16年に新規就農者支援のための「農業マイスター制度」を立ち上げ、10年以上の歴史を持つ。就農希望者は1年間JAの特別臨時職員(月給150,000円)として採用され、社会保険完備の安定した雇用環境のもとで研修を受ける。就農した時に役立つよう、研修は現場指導中心。地域の先進農家が受入を担当し、研修生は高水準の栽培技術を実践の中で学ぶことができる。研修後の就農支援においても、JA・自治体をはじめとした地域の関係機関が連携し、活用できる事業や制度を提供。就農計画や機械施設導入などでわからないことがあればJA担当者が相談に乗ってくれる。就農希望者が研修から就農までのトータルの支援が受けられるよう、サポート体制が準備されているのだ。
北海道 JAむかわ MAP 齋藤さんが管理するハウス
岩手ふるさと農業協同組合

〒023-0402 岩手県奥州市胆沢区小山字菅谷地131-1
tel 0197-41-5200
http://www.jafurusato.or.jp/

研究生へのインタビュー
研修を修了し地域で独立就農

齋藤博幸さん 37歳
農地 48a
作物 ピーマン
笠原さん、藤田さん、宮村さん
↑齋藤さん。お子さんも収穫を手伝ってくれる。
農業マイスター制度を活用して平成25年に就農した齋藤さん。就農を志した背景には、東日本大震災があった。
「仙台で体験した東日本大震災は、自身の生活を見つめ直すきっかけとなりました。スーパーに新鮮な食べ物がなく、レトルト食品ばかりの毎日で。食事に彩りを与える野菜の大切さを強く感じましたね。農業の知識は全くなかったのですが、その時期から就農を考え始めました」。
独り立ちして5年目、研修期間で培った人間関係に今でも大きく助けられているという。
「全く知らない土地で、しかも独立してやっていくのは本当に大変です。予想外のことがたくさん起こる。ただ、研修の受入先や研修中に関わった先輩農家の方に、わからないことを相談させてもらえる環境は非常にありがたいです。機械や設備導入も、JAの方がサポートしてくださる。まだまだ苦労の方が多いけど、岩手に来ていなかったらこんなに大きな圃場で独り立ちはできていなかったと思います」。
やるからには、大きな目標を持って取組む。
「今は、農福連携など『農業で社会貢献を行う』ことにも興味があります。『農業で何かを成し遂げたい』というような前向きな目標を持つと、毎日が楽しくなる。これから就農を目指す方にも、自分なりの目標を考えることをおすすめしたいですね」。
岡山県 JA岡山西
 モモ・ブドウなどの果物や野菜・花き・コメと、多種多彩な品目を産出する地域を事業区域とするJA岡山西。管内の地域を4ブロックに区分し、それぞれの地域の特色を活かした新規就農支援を推進している。就農希望者は1か月の体験研修の後、2年間の実務研修を受ける。研修は産地受入方式。希望の作物や地域に合わせて受入先となる先進農家を決定する。研修中は受入農家に任せきりではなく、定期的に研修生・受入農家・JA・自治体の担当者でのミーティングを設けるなど、関係機関が連携して就農に向けた支援を行う。受入先では、実務研修以外にも地域のイベントや部会への参加など地域の先輩たちと親交を深める機会を多く設け、独立後も役立つ人間関係の形成を促す。直近5年間で見ても、実務研修修了者の全員が就農して独り立ちしており、取組の充実が表れている。
岡山西農業協同組合

〒713-8113 岡山県倉敷市玉島八島1510-1
tel 086-441-6770
http://www.jaokanishi.jp/

研究生へのインタビュー
研修を修了し地域で独立就農

木下良一さん 56歳
農地 25a(30連棟パイプハウス)
作物 スイートピー
秋丸さん、岡野さん
↑木下さん。移住して就農し、花き部会の会長も経験した。
平成10年より2年間の就農支援研修を経て12年に就農した木下さん。きっかけは書店でたまたま手に取った農業漁業への転職を勧める本だったという。
 「農業とは全く関わりのない化学系の会社に勤めていました。ただ、若い頃から35歳くらいで何かで独立したいという意思がありました。その本を見てから、妻と共に情報収集を始めました。岡山に決めたのは、自治体やJAが連携した受入体制を作っており、信頼できると感じたからです」。
研修中は、独立後を見据えて懸命に汗を流した。
 「経験の差を埋めるためにも、受入農家や他の先輩方から学ぶ技術を細かく記録して手順書をまとめるなど、常に振り返れるようにしました。温度や湿度、灌水や肥料の量、栽培管理方法などを細かく数値化・記録し、データを蓄積していきました。こうした記録や作業環境を改善するための取組みは就農当初から続けており、15年以上経った今では大きな財産になっています」。
独立して早や17年。花き部会の会長も経験するなど、今では研修生を受け入れる立場になった。
 「新規就農を目指す方には、とにかく前向きな気持ちで臨んで欲しいです。就農は簡単ではありませんが、取組み方次第。『何をどこでどう作りたいのか』を本気で考えること。そして自分が求める経営と地域が求める人物像が合うところで頑張ってほしい。今は比較的容易に情報が入手できる時代ですが、実際に現地に行って直接話をして情報を集めることも大切。岡山には地域が一体となってスムーズな就農を支援していく体制があります」。
秋丸さん
あなたの近くできっと見つかる!
各JAの新規就農支援
HP情報 新規就農支援
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JAグループのホームページからは、全国地図や都道府県名より、各地のJAおよび新規就農支援情報が検索できる。コンテンツは農産物の販売ランキングや研修の種類、募集情報、就農支援について等、役立つ情報が掲載されている。気になる地域の情報を集めて、就農への第一歩を踏み出そう。
http://agri.ja-group.jp/support/start
 
【No32(2017年冬号)掲載】
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