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お便り 大募集!
本誌の感想をはじめ、農林漁業への就業・移住に関しての体験談や質問を募集しています。
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全国農業会議所「iju info 読者コーナー係」
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読者質問コーナー |
農業編
全国新規就農相談センターの相談員を長年務めたベテラン相談員の五十嵐建夫さんが、誌上で読者からの質問にお答えします。 |
| Q.私と主人は、大阪生まれ、大阪育ちです。家族で心機一転、田舎で暮らしたいと考え、主人は仕事を辞め農業生産法人に就職を決めました。しかし、今さらながら、子ども(長女6歳・長男3歳)のことが心配です。田舎でも子どもにちゃんとした教育を受けさせることは、可能なのでしょうか。また、都会で生まれ育った家族は、田舎に適応できるのでしょうか(大阪府 P・N 小池屋啓子さん、31歳) |
このような心配はどなたでももつものと思います。
福岡出身の夫婦が、中国地方の山村に就農して、奥さんが寂しさに耐え切れず、夫に離婚するか、一緒に福岡に帰るかを迫り、結局一緒に帰ったという事例を聞いています。
ご質問の教育ですが、文科省の小学校の一斉テストで秋田県が連続日本一になって話題になりました。自然環境、濃密な人間関係での生活及び教育環境は決して大都市での教育に負けないと私は思っています。とりわけインターネットなどの整備・普及で地域格差は小さくなっています。
それよりも多く質問を受けるのは、大学にやれる収入が得られるかです。地方から都会の大学で学ばせるには収入が課題になります。
そこでお聞きしたいのは、今、お住まいの大阪は、質問のような心配がなく100%満足しているのでしょうか。なぜ、田舎暮らしを選択したのか、もう一度思い出してください。まだ30代ですので、子どもの教育費も含め、就職を決めた法人での将来や、独立も視野に入れた検討が重要だと思います。
田舎に適応できるかは、教育以外に買物、病院、住宅・生活環境など多岐にわたります。もちろんいじめなど都会であることと同様の心配はありますが、それはどこにいても同じだと考えたほうがよいと思います。可能であれば、同じ地区で法人に就職した人や、新規就農した人から心配の案件を確認してみてはいかがでしょうか。
違和感があれば、田舎暮らしは早めに切り上げて、改めて仕事を探されることをお勧めします。 |
| Q.私は、出版社に勤めたいという夢をもち東京に出てきた独身女性です。しかし、現実は出版社のアルバイトをしていて、生活は苦しく、正社員になる見込みも結婚の予定もありません。そのため、宮崎で一人暮らしをしている母が気がかりなこともあり、宮崎に帰ることを考えています。宮崎で就職活動をしていたら全く雇用がないなかで農業法人のアルバイトがあり、頑張れば正社員になれるとあります。農業には、全く興味がないです。しかし、東京にいても先が見えないです。宮崎で母と暮らし、農業法人のアルバイトをする選択は正解なのでしょうか(東京都 P・N マンゴー食べたことがないさん、33歳)。 |
このご質問のキーワードは“農業に全く興味ない”というとこです。
一つは農業法人の現業(圃場、生産)関係以外の業務を少し時間をかけて探す方法もあります。現在では一般企業と肩を並べるような農業法人(会社)も出てきました。出版社での企画の経験や消費者としての視線を雇用主にきっちりとストーリーとして話せることが大切です。
もう一つは、全く興味のない農業に対して、本当はどうか、自らを試してみるのも方法です。それまで農業に全く関心もなく、趣味のサーフィンを続けたいという人が就農したケースもあります。身体を動かすことが苦にならないのであれば、可能性はないわけではありません。
私が相談を受けてきた経験からいえば、農業に関心をもつ多くの方があなたと同じ立場です。まず自らの適否を判断するため、1週間の体験をしてみてください。東京にはこうした体験する場が用意されています。1週間で農業にのめり込む人もいます。反対に3日で辞める人もいます。体験にトライしてから判断をしてはいかがでしょうか。
多くの農業法人の経営者は、女性の細やかな気遣いが作物栽培に適していることを知っています。適性をチェックした後に挑戦してみてください。 |