個性豊かな若手農家が農業の魅力を発信中！
地域・品目問わず、営農のコツや地域活動、生産の様子を動画で紹介しています。
あなたも「農Tuber」と一緒に農業の世界を体験してみませんか？
農業の魅力を伝える新たなコンテンツが登場！
「アグリンch 」×「農Ｔｕｂｅｒ」
「アグリンch」はＪＡ全中が平成31年に動画配信サービス「ＹｏｕＴｕｂｅ」上に開設した農業専門の動画アカウント。２０２１年11月時点の動画投稿数は１４０を超え、総再生回数は３２０万回以上の人気チャンネルだ。
アグリンchのコンセプトは「ネットの利点・特徴を生かしたＳＮＳ時代の新コンテンツの作成」や「若年層向けのアプローチ強化」など。小難しい話は抜きにして、手軽に楽しく農業の現場を伝えられるよう、特に力を入れているのが「農Ｔｕｂｅｒ（農業に関してＹｏｕＴｕｂｅ上で情報発信をする人）」の動画配信だ。
アグリンchでは、ＪＡ全青協と連携し、全国６地域から１名ずつユニークな若手農業者を選出し、それぞれの営農活動や地域活動について、臨場感あふれるリアルな内容を配信している。活躍する農Ｔｕｂｅｒの経歴は多種多様。全くの異業種から参入し、一から奮闘する様子も取り上げているので、これから新規就農を考えている人にとっても多くの学びがあるはずだ。
密着期間は約一年間。２０２１年11月時点では、第３代農Ｔｕｂｅｒの６名が活躍している。扱う品目は水稲、野菜、果樹、花きなど多岐にわたっているので、興味があるところから観てみるのがお勧めだ。初代、２代目農Ｔｕｂｅｒの動画も視聴可能なので、過去の配信も参考にしてもらいたい。
アグリンchは、今後も若年層に影響力のあるインフルエンサーを積極的に登用していく予定。動画一本あたりの時間は10分程度とスキマ時間で視聴できるので、興味のある方は是非ご覧いただきたい。
こんな動画が配信されています！
◎口の中で溶ける！『伝統の里芋名人』収穫テクニック！
福島県いわき市で様々な品種を栽培する白石さん。代々続く農業を継いだ理由は、100 年続く特産の里芋を守りたいと考えたからだ。
この動画で紹介するのは里芋の収穫方法。寒さが増し、葉っぱが枯れてきたら収穫の合図だ。
スコップで掘り返したばかりの里芋は土に覆われた大きな塊なので、持ち上げてから地面に何度か落として土を払う。収穫した里芋の、口の中で溶けるような、しっとりとした触感が自慢だ。
就農してから18年になる白石さん。これからも伝統の里芋を栽培する
ことが自分の使命だと話してくれた。
◎大阪南部に代々伝わる伝統野菜『泉州水なす』を守れ！
大学卒業後、会社員の経験をしたのち就農し、13 年目になる北野さん。
動画では、伝統の泉州水なすの種を採取し、種苗店に持っていく姿が映される。種苗店は、貴重な種を次世代に受け継ぐために欠かせないパートナーだ。
泉州水なすの収穫を終えると、来年に向けての手入れが始まる。しかし、順調に進むことばかりではない。その日は晴れ間から一転、急な大雨に見舞われた。せっかくのハウスに穴が空いてしまうが、挫けてもいられない。幾多の困難を乗り越えながら、今日も伝統の野菜をつないでいく。
