「iju info」/移住インフォ 移住情報
農林漁業就業・ふるさと情報  Produced by NCA 全国農業会議所

新・農業人フェア


主催:株式会社農協観光
HP:https://agri.mynavi.jp/shin-nogyojin/

農業に興味がある方や、仕事にすることを考えている方に向けて、多様な情報を提供するイベント。 日本全国から自治体や農業法人などが出展し、支援制度や研修制度、農業の働き方などをお伝えするほか、セミナーも実施している。

会場の歩き方
①受付ブースをチェック
入口には会場地図と出展者情報が掲示されているので、ここでブースを周る準備をしたい。受付では、「新・農業人フェア」のパンフレット、就農に向けた「就農案内読本」、各種資料などが封入された手提げ袋をもらえる

②出展ブースを回ろう
ブースは4種類に分かれている。自分の目的や状況に合わせて選んでみよう。

知る ご当地農業相談ブース
地域の特徴や支援制度、移住に関する情報を収集できる。
働く 農業法人就職ブース
雇用による就農を検討している方向け。
習う 農業研修生ブース
栽培ノウハウを得るために、農業研修を希望する方向け。
学ぶ 農業学校ブース
学校などで農業を学びたい方向け。


③セミナーを受けてみよう
フェアでは、先輩農家や支援者によるセミナーも行われる。気になるものがあったらぜひ参加したい。
下記は9月30日に開催された「新・農業人フェア 農業EXPO」セミナープログラムの一例。

農業初心者講座~わたしらしい就農スタイルを見つけよう!~
株式会社マイナビ 地域活性CSV事業部 農業活性営業部 総合企画営業課
課長 伊藤 慎吾誰のために・何のために・なぜ農業を始めるのか?
一般社団法人イシノマキ・ファーム 企画コーディネーター兼
あぼーぼら・いしまき農園
代表 石巻 紘汰初代米農家奮闘記!
株式会社わくわくお米本舗 取締役/カメダビジネスサポート
代表 亀田 泰志

他にもこんなブースがあります!
新・農業人フェアは、各種制度や支援について相談できるブースが充実しているのも魅力。ここではその一例を紹介する。

農業なんでも相談コーナー(全国新規就農相談センター)
就農に関する様々な質問に相談員と新規就農で農業に参入した現役農業者が答える。
就農について、わからないこと知りたいことなどを聞いてみよう。

女子のための農業相談コーナー(女性農業者)
現役女性農家による相談コーナー。女性ならではの不安や相談に、自身の経験談を踏まえながら答える。
農業従事者はやはり男性の方が圧倒的に多いのが現実。
女性に相談できるのは貴重な機会だ。

農業インターンシップ紹介コーナー(日本農業法人協会)
農業法人の就職を検討したい方や農業を体験したい方に向けたインターンシップを紹介。実際に体験してみることで、農業という仕事がぐんと身近になる。
申し込み方法なども案内しているので、まずは行ってみよう。

国の就農支援策紹介コーナー(農林水産省)
農林水産省による新規就農者向けの補助事業を紹介。
どのような支援策が設けられているのかを知ることは、就農後の生活をイメージするうえでも重要だ。

就農フェア2024年開催日程

〇農業EXPO
日程:2024年1月20日(土)
会場:東京国際フォーラム
日本全国の自治体、就農支援機関など各種団体がメインで出展

〇農業就職・転職LIVE
日程:2024年1月27日(土)
会場:歌舞伎座タワー
農業法人の出展に特化

 

私は「新・農業人フェア」で
この仕事に出会いました!

長野県喬木村 矢野 賢太郎さん(24歳)

現在の経営面積
キュウリ(露地) 4a
キュウリ(ハウス)4a
市田柿      15a
米        18a

埼玉県から長野県喬木村に移住して新規就農4年目の矢野賢太郎さんに、「新・農業人フェア」への参加から就農までの経緯を伺った。

農業に興味を持ったのは、中学校時代に祖父から聞いた「これからは農業だぞ」という一言がきっかけだった。その後、農業の勉強ができる高校に進学。野菜を育てることや食べることの喜びを知り、就農への意欲が高まっていく。

「新・農業人フェア」には高校3年生の夏に参加。祖父のふるさとである長野県への移住就農を希望していたため、喬木村とJA南信州農業協同組合のブースを訪ねる。そこで「南信州担い手就農研修制度」の説明を受け、活用することを決意した。ちなみに、本制度は矢野さんが第1期性だったため、高校の先生方には大変心配されたそう。

しかし、矢野さんの決意は固かった。フェア参加後から高校卒業まで、現地で行われるワーキングホリデーや見学会に参加しながら、南信州への移住の準備を進めていった。フェアに参加して良かったこととして、現地の職員から直接話を聞くことができ、移住後のイメージが湧いたことを挙げてくれた。

明るく楽しくインタビューに答えてくれた矢野さん。
現在の生活について尋ねると、「近所の農家の皆さんには本当に良くしていただいています。ありがたいですね」とのこと。きっと矢野さんの人柄が周りの方々の優しさを引き出すのだ。

市田柿

矢野さんが柿の栽培から加工までを行っている市田柿は、南信州を代表する特産品で、乾燥した柿を揉んで寝かせる作業を繰り返して作られる、あめ色の果肉ともっちりした食感が特徴。
販売は12月から。

「柿のれん」と呼ばれている柿の乾燥の様子