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都会の営業マンから林業へ
ストレスフリーで日々充実

栃木県鹿沼市 粟野森林組合 牧島正幸さん
林業歴:6年

牧島正幸さん

山の斜面から運び出された木々は、現場で玉切りして、その断面等から木材として使用できるか否かを確認する。

突然の帰郷から早7年 故郷の山は俺が守る

緑豊かな栃木県粟野町(現:鹿沼市)で生まれ育った牧島正幸さんは、現在、粟野森林組合の中堅として、近隣の山々を守る仕事に従事している。
粟野といえば古くから林業の町として知られるが、牧島さんはカーレースに出場するほどの車好きが高じて、高校卒業後は約8年間、車の部品製造やタイヤ販売店など、自動車関係の仕事をする。
その後、アルミ建材の大手企業へ転職するも2年後には転勤で横浜へ。故郷を離れて約4年間、営業マンとしての都会生活も軌道に乗っていたが、「母親に癌が見つかり、急遽地元に帰ることにしました」と牧島さんは振り返る。
「祖父が山仕事をするのを見て育ったので、大変な仕事だなあと思っていました」という牧島さんは、林業をやるためにUターンしたわけではないが、翌年には応募した粟野森林組合に就職。横浜に転勤する前から交際していた地元の女性と結婚し、今では小学1年生を頭に3人の子どもに恵まれ、すっかり地元に根を下ろしている。

今も残る大雪の爪痕 手入れした山を見る喜び

現在、牧島さんが作業をしている現場は、粟野森林組合から車で約20分の入粟野山中だ。通常現場へは3~4人のチームで入る。朝7時半に現場へ集合し、16時頃には解散。現場に直行直帰のため、事務所に立ち寄ることはめったにないという。休日は日曜日と雨の日。お盆休みと年末年始にはまとまった休みが取れる。
「今やっている主な仕事は、雪にやられた木の〝片付け〟です」と牧島さん。
昨年2月、日本列島が記録的な豪雪に見舞われたことは記憶に新しいが、粟野も例外ではない。大雪の影響で太い幹が途中から折れたり、根こそぎ倒れたり…。それらの中から、伐倒できるものは伐倒し、安全に運び出せる木は運び出し、木材として使えるものとそうでないもの(バイオマス燃料等に使用)により分けて、切り揃える作業が続けられている。
林業は常に危険と隣り合わせの仕事でもある。牧島さんも切り倒した木に引っ張られて滑落。肋骨と肩甲骨を骨折し、1ヵ月半ほど休業したこともある。
「幸い、体はすっかり元通りですが、骨折した箇所が痛む日もありますね」。
また、山の夏は暑く、そして冬は寒い。特に夏場は暑さに加えて、蜂や山蛭といった様々な生物との闘いもあり、なかなかハードな仕事だ。
「それでも営業マン時代のようにノルマに追われることはないし、ストレスがないのが一番ですよ」。
林業のやりがいについて聞いてみた。
牧島さんは、「山がきれいになること」とキッパリ。林業は、やればやっただけその仕事が目に見える。きれいになった山を見るたびに、手入れしたなぁという充実感が湧いてくるという。
「帰ってきて良かった…」。
周囲の山々を見渡しながら、穏やかな笑顔を見せる牧島さんだ。

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