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農林漁業就業・ふるさと情報  Produced by NCA 全国農業会議所

農業研修から農業者へ
着実に夢を実現していく

有限会社やさか共同農場

加藤さんは、島根県浜田市弥栄(やさか)町のやさか共同農場で、農業研修を受けている。生まれ育った神奈川県を出て、若干19歳で農業の道に飛び込んで、現在は2年目。夢は、独立就農!! 自らの道を信じて誠実に突き進んでいく。

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「やさか農村塾」

加藤さん

やさか共同農場

やさか共同農場

加藤輝喜さん(20歳)の仕事は、午前6時半から始まる。コマツナ、ホウレンソウなどは、日が昇ってから収穫すると、葉がしおれて出荷できなくなってしまうからだ。
加藤さんは、神奈川県相模原市出身。普通科高校卒業後、島根県浜田市弥栄(やさか)町にある「有限会社やさか共同農場」の研修生になった。19歳で研修生となった理由は、「サラリーマン家庭で育ったので、とにかく農業に触れてみたかった!!
農業がどんなものか確かめたかったんです」と、農業への憧れを話してくれた。そうはいっても、突然、農業の現場に飛び込んできたわけではない。高校3年生の時、夏休みを利用して近所の農業法人でインターンシップを経験している。その時に、「本格的な農業をやってみたい」との思いを強くした。

やりがいのあるのが農業

農業を始めてみると、毎日が充実して、「やりがいがある」という。農作物は、天候に左右される。台風が来る前には、収穫しておかなければいけないし、病害虫が出たら、一緒に作業をしている仲間と、どの方法で問題を解決できるか必死に考えた。いつ、何が起こるかわからない…その中で、体を動かして、解決していくことが、加藤さんには合っているという。
また、「やりがいがある」理由に、やさか共同農場の研修の仕組みが影響している。やさか共同農場では、担当制ではなく、みんなで農作業をする。その時に必要なことすべてを、優先順位を決めて実践していく。加藤さんは、この1年半の間で、水稲、ソバ、大豆、原木椎茸、大根などの露地、ホウレンソウなどの施設栽培とさまざまな農作業を体験できた。また、味噌、甘酒造りなどの加工にも挑戦した。
このような環境で、将来、自分のやりたい農業を模索していく。日々、勉強である。

研修を続ける理由

加藤さんの生活は、6時半に農作業を始めて、終えるのは18時頃だという。身内がいない島根県で、その生活に耐えられるのか。
「初めは、大変でした。でも、体がだんだん慣れてきました。第一にみんなと一緒に作業をするのが面白い。先輩がいろいろなことを教えてくれます。作業中に笑ってしまうこともよくあるんです」と、大変さを逆に楽しんでいる。
加藤さんは、研修後、弥栄町での独立就農を目指している。そのことを知るやさか共同農場の佐藤隆社長(58歳)は、農地を探しているという。加藤さんが独立就農した後も農産物の販路拡大をバックアップしていくつもりだ。弱音を吐かず、真面目に研修に取り組む加藤さんを評価してのことである。

将来につながる研修

「やさか共同農場」の加工品  やさか共同農場では、設立以来、有機農法を用いている(有機JAS取得済み)。その農産物で造った味噌、甘酒、切干大根などの加工品も販売している。特に、塩麹やその原料である米麹は、人気で生産が追い付かないほどだ。

「やさか共同農場」の加工品
 やさか共同農場では、設立以来、有機農法を用いている(有機JAS取得済み)。その農産物で造った味噌、甘酒、切干大根などの加工品も販売している。特に、塩麹やその原料である米麹は、人気で生産が追い付かないほどだ。

農業に就くには、自ら農業を始める(独立就農)、農業経営を人から引き継ぐ(第三者経営継承)、農業法人に就職する(法人就職)、農家の子弟の場合には家を継ぐという方法がある。
加藤さんが目指している独立就農では、農地を借り入れるか、購入する必要がある。農地を手に入れるには、地域の住民に信用されていないと、難しい。そこで、やさか共同農場の研修生は、栽培技術や経営管理の習得以外にも、地域の農家を回って農産物を集め、広島県などの市場に共同出荷を週に3回行っている。このため、研修生は近隣の農家と顔見知りになり、地域に溶け込むことができる。
加藤さんのように農業法人での研修から、農業への夢を実現していく方法がある。農業を仕事にしたいと考えるなら、体験や研修から入ることも一つだ。

グラフで見る「農業体験」

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